3.0(テスラ)MRI
3テスラMRIの紹介
当院では、3.0T(テスラ)MRIが広く普及する以前より、県内でいち早くオランダ Philips社製 Achieva 3.0T-MRIを導入しております。高分解能かつ高信号が生み出す高精細画像を日々の診療に役立て、地域医療の支援にも尽力しております。通常のMRI装置に比べ、より小さな腫瘍や脳梗塞、動脈瘤の検知が可能で、神経内科的な難病を診断することにも役立っており、他施設では提供されることの少ない画像を使用していることも大きな特徴です。
MRI検査の利点の1つである、非造影剤(非薬剤)にて血管を描出する点でも3.0T(テスラ)MRIは優れているため腎機能に関わらず非侵襲的に血管画像を得ることが可能です(下記掲載画像参照)。
< 実際の画像 >
放射線科では単純な高画質画像に加え、技術的かつアカデミックな画像を提供することを目標に日々研鑽を重ねております。ここ数年で他院様からの依頼検査も着実に増えており、地域医療の輪に加えて頂いていることを嬉しく感じています。ご自身の身体で不安な点がある方や、MRIを診療に役立てたい先生がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
○●掲載画像は全て非造影です●○
ページ下部には動画もあります。
↓上記画像から病変部位をFLAIRと比較した画像↓
※てんかんの原因となるかは、諸説あります。
※必要に応じて造影検査を行うこともございます。